【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.45（2022年5月号掲載）
2022年05月25日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です！
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。（月一回更新予定）
今月は、大人の知恵袋（17）葬儀社の選び方って？（その1）をご紹介いたします。
葬儀社の選び方って？（その1）
何かを購入する際や、サービスを受ける際、みなさまは、どのような基準で、どの位時間をかけて、その選択をしていますか?それぞれにあるご自身の基準とは、事前に調べて情報を得て、それから計画を立てたり、人からの紹介や今までの経験や好みなどを参考に、選んでいることが多いかと思われす。しかし、葬儀という非日常な事柄については、いかがでしょうか。
選ぶ基準となる情報や経験などが少なくプライベートな事柄なので、金額などを含めて経験者に聞きづらいことや、ご家族ごとにさまざまなご事情もあると思います。そこで、今回から多くのみなさまがお悩みでお問い合わせをいただいている、葬儀社の選び方について、シリーズでご紹介してまいります。
まず「お葬式」とは、故人様やご遺族の考え方などによって、さまざまな「かたち」があります。その家ごとに、それぞれが違う、自由な発想でお葬式をあげることが近年は可能になってきています。そうしたご家族の希望に対応する、葬儀社のサービスも多様化してきています。
選択肢が増えたことで、お悩みの方もいらっしゃいますので、今まで、お客さまからお問い合わせがあった事例をご紹介していきます。
Ｑ．突然のことですが、病院から早く葬儀社を呼ぶように言われました。どこに連絡したらよいですか？
1：ご家族やご親戚に、知っている、もしくは以前利用したことがある葬儀社がないか聞いてみましょう。
利用したことのある葬儀社で、その時の対応や式場設備などの印象が良ければ、全く知らない葬儀社より安心感がありますよね。
2：取り急ぎ、病院から紹介してもらうなどして、葬儀社を呼びましょう。
特に知っている葬儀社がない場合、葬儀を依頼しなくても、ご遺体の搬送だけでも葬儀社に頼むことができます。今後のことを家族で相談するのにも、まずは故人様をご自宅へ連れて帰る、もしくは葬祭ホールで預かってもらうことが必要です。そこで、その時の葬儀社の対応が良ければ、そのまま葬儀を依頼することも可能ですし、搬送までの依頼で別の葬儀社に変更することも可能です。あわてず落ち着いて連絡をしましょう。
今回も、みなさまの参考になれば幸いです。
（ｆａｍｉ友葬・清水ふじ代）
