【かながわ経済新聞連載】社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナーvol.23(2020年6月号掲載)
2020年06月06日 コラム
横浜市営地下鉄の阪東橋駅より徒歩5分、横浜市南区で創業80有余年の葬儀社 清水誠葬具店です!
弊社の副社長・清水ふじ代による「かながわ経済新聞」の連載コラム「社長さんが知っておきたい冠婚葬祭のマナー」を特別に弊社ホームページでも公開しております。
社員やそのご家族、または取引先などに不幸があった際の企業としての対応をご紹介しております。
急なご葬儀の際に必要な情報を集めておりますので、ぜひご活用ください。(月一回更新予定)
今月は、自粛中の葬儀社についてお問い合わせがあった事例をご紹介いたします。
自粛中の葬儀社
前回は弊社のウイルス感染防止の取り組みをご紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか。緊急事態宣言もようやく解除されましたが、新型コロナウイルスの脅威が依然として続く中で、変わらず不安な日々をお過ごしのことかと思います。
さて、今回は皆さまの不安を少しでも解消できればと、自粛中の葬儀についてお問い合わせがあった事例をご紹介いたします。
Q この様な自粛中でも一般的に人を呼んでの葬儀はできますか?
A 葬儀内容についてはご家族の希望を踏まえながら3密を避け、大規模な集会となる葬儀は、近親者のみでの密葬を済ませ、後日偲ぶ会を執り行う形をご提案させていただくこともございます。
Q お通夜での食事はできますか?
A 通夜ぶるまいの食事などは、大皿料理から一人前の折詰に変更し、参列者の方々へ持ち帰りいただくなど、ご家族の希望と感染対策を考えながら対応させていただいております。
Q 送迎用のマイクロバスを利用できますか?
A 3密にならないように窓を開け、座席の間隔も空けてご利用していただくことができます。もちろん車内は除菌対策済みの専用車両です。
Q 火葬場に行く人数に制限はありますか?
A もとより各地域によって人数の目安はあります。今は、可能な限り少人数でお願いしております。ご遺族の希望もあり近親者のみで立ち会われることが多いです。
Q ご住職にあいさつをするのに、マスクをしたままで失礼ではありませんか?
A 緊急事態ですので、普段のマナー通りでなくても大丈夫です。私たち葬儀社も感染しないよう、させないよう、細心の注意を払っておりますが、不安がゼロとは言い切れません。当社は自社葬祭ホールを備えた葬儀社です。社会生活を維持する上で必要な施設として、適切な感染防止対策を行い、ご葬家の方々にも3密を避けるために、いろいろとご協力をお願いしながら、現在も葬儀を執り行っております。
葬儀規模の縮小により経営的にもかなり厳しいですが、終息までもう少しの間、気を引き締めて日々努めてまいります。
(清水誠葬具店副社長・清水ふじ代)